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住宅金融支援機構とは住宅ローンを間接的に貸し付けてくれる機関

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今日は住宅金融支援機構について掲載します。

住宅金融支援機構とは?

皆さんもご存知かもしれませんが、住宅金融支援機構とは住宅の建設など必要な資金の融通を手助けしてくれる機関です。昔は独立行政法人で「住宅金融公庫」でしたが解散し、今の名前のなりました。

住宅金融試験機構の役割は以下の通りです。

  1. 銀行や信用金庫によるマイホームなどの住居建設に必要な資金の融通を支援
  2. 優良な住宅に必要な資金を調達を促すとともに情報を提供
  3. 地震や台風などの自然災害で家屋等倒壊した場合に、建て直しなど必要な資金を貸し付け

住宅金融支援機構の業務内容

業務の内容は以下の通りです。

証券化支援業務

一般の金融機関の貸し付け債権の譲受、貸付債権を担保として再建にかかる債権保障による証券化支援業務を行います。

フラット35

フラット35とは長期・短期金利の住宅ローンを提供する際、民間の金融機関で公的機関の信用力を活用して証券化し、住宅ローンを一般消費者に提供します。

いまいちピンとこないかと思いますので下記のようにやり取りします

  • 銀行のお客様 → A銀行    :「家建てたいんだけどローン組ませてよ!

 

  • A銀行 → A銀行のお客様    :「わかりました。なんとかしましょう!」

 

  • A銀行 → 住宅金融支援機構  :「機構さん!住宅ローンを組みたいお客様がいるんですよ。ローンの債権を売りますから買ってくれる人いませんか?

 

  • 住宅金融支援機構 → A銀行  :「わかりました!A銀行さんを信用してその債権を引き受けます。そして買ってくれる人を探しましょう!」

 

  • 住宅金融支援機構 → 信託銀行:「ローンの債権があるんですけど投資してくれる人を探してくれませんか?私(機構)がその債権を私が保証します!国もバックについていますから安心ですよ!」

 

  • 信託銀行 → 住宅金融支援機構:「わかりました。それを担保にして依頼を引き受けますから機構さんの手伝いをしましょう!」

 

  • 住宅金融支援機構 → 投資家 :「住宅ローンの債権(証券)買いませんか?少々リスクはありますが買ってくれたら利子がつくので儲かりますよ」

 

  • 投資家 → 住宅金融支援機構 :「いいね!国や機構さんの信用と保証がついているから安心だ!儲かりそうだからその債権買ってあげるよ!

 

  • 住宅金融支援機構 → 投資家 :「ありがとうございます!じゃあ信託銀行さんを通じた担保で証券(MBS)発行しますよ」 ここで投資家がMBSの発行代金を支払う

 

  • 住宅金融支援機構 → 銀行  :「投資家を探してきましたよ!ローンの債権の買取代金、払いますよ」

 

  • 銀行 →  住宅金融支援機構 :「ありがとうございます。後で見返りとして利子をつけてお支払いします

 

  • A銀行 → A銀行のお客様      :「住宅ローンをお貸しします。分割でいいので利子をついて返済してくださいね。

よって、機構の「信用力」を生かして、最終的に投資家はローン債権の代金+利子を受けることでメリットが発生するということなのです。

続きは次回にします。

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