日経先物CMEが下げ始めているので注意しよう(2019年12月10日)

日経先物CMEが下げ始めているので注意

世界市場は高値圏で売りが入っているか?

今週はNYダウ、日経共に高値圏で推移して、上げ下げを繰り返していく相場になってきましたが未だに23000~23600円のレンジ相場になっていました。。上昇相場になるためには23600円を超えなければ難しい状況ではないかと思いますが、現状は日経225銘柄は避けて、マザーズやジャスダック市場に所有するとよいかと思います。

Wボトムで行きそうな気配だが・・・

直近の日経平均のチャートを見てみるとダブルボトムを形成しています。このような形状を示すと上昇することがあります。

しかし高値圏であることから買いをしようとしてもすぐに売りをが出そうなことから市場は警戒している可能性が高いと言えます。このようなときは慌てずに少しずつ買うか、下がりきったところで買っていくかしかないように思えます。

個別株はどうなるのだろうか?

12月になると利確売りが増えていくので注意

ニューヨークダウもこれまでの勢いが衰えていることから急落するのも時間の問題です。まだ利確売りまで時間はありますが、そろそろ準備段階に入ることになるので、急激な陰線が発生することがありますのでこれは売りサインとしてとらえるといいでしょう。

空は開いてませんが、三空のような形をしています。(三空は3つの空をあけなければなりませんが似たような状態になっている)のと三山になりそうなチャートです。ぴったしとなるような形ではありませんがこのように高値圏で三空、三山のようなものが出てきたら売りの動きが強くなるので注意しましょう。

個別株も日経平均に連動しやすくなっている

急速にマザーズやジャスダックの市場へ資金が流れている
最新の状態だとマザーズ指数は急伸しております。ここ数ヶ月はレンジ相場が続いて大きな動きを示しておりませんでしたが上昇トレンドが継続されております。

マザーズに関しては12月、IPOが多く出てきますので見ものだと思います。IPO銘柄についてはAIやIoT、サイエンス関係ものが出てくる場合があります。こういったものはベンチャーキャピタルが入り込んでいることが多く、予想もしない動きを示すことが多いので、上場当日は買わず、少なくても一週間は何もしないのがいいかもしれません。

IPO(セカンダリー)を狙う場合は、上場初日で買わないことです。最近のIPOは上場初日でかなりの割合で下げられる銘柄が多くなっております。なので上場してから2~3週間くらいおいて様子を見るといいです。さらにIPOには吸収金額があります。吸収金額は小さければ小さいほどよいです。また株発行部数が少なくベンチャーキャピタルが入っていないのが一番良いと思います。